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微生物を用いた閉鎖系物質循環

生命・医療部門 大坂唯歩稀

実現したい世界・目標

 必要な資源はできる限り循環させることで環境への負荷を抑えつつ宇宙への長期滞在を可能にする。これによって現時点では予想のつかない重大な環境問題の発生を防ぎ、さらなる宇宙開発の促進を目指す。人間にとって宇宙とは極限環境であり、あらゆる疾患が重大なリスクへとつながる可能性がある。そのため宇宙では地球で暮らす以上に医療の充実が必要である。もし宇宙での普段の食事によってワクチンなどの効果を得ることができれば、医療確保のハードルを下げることができるのではないだろうか?これらを実現するために私は、小さな工場たち(藻類)を用いた宇宙での生命維持システムの構築を目指す。この技術が実現すれば、宇宙での暮らしだけではなく地球での暮らしはさらに豊かなものになるだろう。

 

これまで取り組んできた研究

 私は高校一年生のときの「第30回衛星設計コンテスト」への参加をきっかけに同様のテーマを掲げ、土壌細菌による屎尿成分の変化やユーグレナによる窒素循環などの生命維持システム構築に向けた基礎的実験を行ってきた。今後も同様に基礎的なデータを積むことでテーマの実現を目指す。

 

活動実績

・第30回 衛星設計コンテスト ジュニア実験賞

・第31回 衛星設計コンテスト 審査委員長特別賞

・サイエンスメンタープログラム 第16期 修了

・2024 生態工学会 年次大会プログラム 口頭発表(オンライン)

 

今後取り組む研究・ADvance Labで達成したいこと

 今後もこれまでと同様に生命維持システムの構築に向けて基礎的研実験を続けつつ、宇宙での医食同源の実現を目指して遺伝子組み換え技術についても取り組んでいきたい。

 

Minimum: 窒素循環の基礎的解明

          Full: 藻類培養に向けた屎尿成分の調整

       Extra: 機能を有した食料資源の生産