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ADvance Lab 1期生・小松和滉さんがISEF 2026にて植物科学部門で優秀賞2等、特別賞2件を同時受賞

ADvance Lab(所在地:東京都新宿区)1期生である小松和滉さんが、2026年5月に米国アリゾナ州フェニックスで開催された世界最大規模の高校生向け科学研究コンテスト「リジェネロン国際学生科学技術フェア(Regeneron ISEF)2026」において、植物科学(Plant Sciences)部門 優秀賞2等(Grand Award 2nd Place)を受賞したことをお知らせいたします。あわせて協賛団体による特別賞「アリゾナ州立大学賞」および「トルコ科学技術研究会議(TÜBİTAK)賞1等」も同時に受賞し、計3つの賞を獲得しました。

日本代表のファイナリストが部門優秀賞と2つの特別賞を同時に受賞するのは、12年ぶりの快挙となります。

研究テーマについて

「オジギソウの刺激識別と学習能力 ― 刺激装置とAI葉開閉度評価を用いた実証 ―」

脳や神経系を持たないとされる植物が、外部から受ける刺激の種類を識別し、不要な反応を抑制する「馴化・学習」のような振る舞いを示すのか――。小松さんは、この問いに対し、自作の物理的な刺激装置と、AIによる画像解析(葉の開閉度の自動評価)を組み合わせる独自の手法でアプローチしました。観察に頼りがちだった植物生理学の実験に定量的・客観的な評価軸を持ち込み、オジギソウが刺激を識別し反応を調整するメカニズムを実証的に検証した点が高く評価されました。

伝統的な基礎生物学のテーマに最新のAI画像解析を融合させた本研究は、AI×バイオロジーの好例として、世界の強豪が並ぶ植物科学部門で高い評価を獲得しました。

小松 和滉(こまつ かずひろ)さんについて

  • 所属:長野県諏訪清陵高等学校 3年(生物部)
  • ADvance Lab 1期生
  • 外部連携:東京大学大学院 総合文化研究科(UTokyoGSC-Next 受講生として末次憲之准教授らの指導を受ける)
  • 国内実績:2025年12月開催の「第69回 日本学生科学賞」中央表彰式にて、最高賞の一つである「科学技術政策担当大臣賞(高校生物部門)」を受賞。この実績によりISEF 2026への日本代表派遣が内定。

※ISEFは各国の提携フェアで最高位に選ばれた生徒のみが出場できる大会で、日本国内の提携フェアは「日本学生科学賞」(読売新聞社主催)と「JSEC」(朝日新聞社/テレビ朝日主催)の2つに限られます。

ADvance Labについて

ADvance Labは中学生から大学生まで幅広い年齢層の研究員が在籍し、最先端の科学研究や企業とのワークショップ、研究発表イベントの運営及び参加、生徒・学生による共同研究を行う、次世代のための研究機関です。

ADvance Labは、研究員の専門性を最大限に活かし、部門やチームの活動を通じて研究の質を向上させ、知識の融合を図ることを目的としています。次世代研究者が集う場として個々の研究者が専門分野での知見を深め、相互に学び合い、社会に貢献するための多様な活動を行うことで、次世代研究者の研究コミュニティーの醸成を行うとともに、学術成果の発表や技術の実用化、社会活動を通じて未来社会の発展に貢献します。

また、研究員が自身の研究を行いながら、更に次次世代の研究員の研究サポートや教育イベントの開催、企業との連携を行うことによって、自らの研究や経験から培った知恵を50年、100年後の未来の研究者に継承する教育活動も行います。 

(文:佐藤翼)

参考:一次情報・公式ソース

  • 文部科学省 報道発表:https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2025/1416581_00002.htm
  • 長野県諏訪清陵高等学校 公式サイト(受賞報告):https://www.suwaseiryo.ed.jp/
  • 東京大学 UTokyoGSC-Next 公式サイト:https://gsc.iis.u-tokyo.ac.jp/4116/
  • 日本サイエンスサービス(NPO法人)リリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000023427.html

 

©2026 日本サイエンスサービス撮影

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