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【実施報告】KMLx 2026にADvance Labメンバー​​5人が登壇しました

2026年6月14日にTAKANAWA GATEWAY Convention Centerにて対面開催されたKnowledge Manufacturing Leaders X(KMLx)2026 ー人間は、地球でどう生きるのかー にADvance Labの立崎乃衣(1期)、谷垣聡音(1期)、佐藤翼(1期・現所長)、篠部虹人(2期)、岡部真央(3期・現副所長)が登壇しました。

 

第一部では、レジェンド研究者がそれぞれ「つくる」「食べる」「地球をめぐる」をテーマに次世代研究者への問いを投げかけました。

第二部では、レジェンド研究者と次世代研究者がテーブルを囲み、3つのグループごとに「夢の具体化」「人類はどう食べていくべきなのか」「生きているとは何か」をテーマに対話を行いました。各グループでは、研究分野や世代を越えて活発な議論が交わされ、それぞれの専門性や実体験をもとに未来社会のあり方を探究することができました。

 

「つくる」班では次世代研究者それぞれの根底にある純粋な知的好奇心をいかに守るかという視点から、短期的な社会的価値に縛られずに未来へ多様な知を残していくための「知識リフュージア」のあり方について議論が行われました。

谷垣は、自身のゲル研究における未知の性質の探求から純粋な好奇心を守ることの重要性を説明し、自分の夢を社会へ分かりやすく伝えられるように「言葉をつくっていきたい」と話しました。

篠部は、都筑先生の「夢の具体化」に関するお話から研究の中で自分が何に一番ワクワクしているかを理解することの重要性を紹介し、社会的な価値だけでなく内発的な好奇心との接点を深掘りすることが夢につながると意見をしました。

「食べる」班では、それぞれの次世代研究者の研究内容を掛け合わせながら、人間の欲求と地球環境との共存を目指した新しい食のサイクルについて議論が行われました。

岡部は、自身のウェアラブルデバイス研究の立場から食後の身体反応を測り個々人の最適化へつなげる手法を紹介し、単に栄養を摂るだけでなく、身体や地球への影響を測って次の設計に戻すことが新しい食の循環であると話しました。

「地球をめぐる」班では「生きているとは組織化された複数の循環系が重なり合う交点に存在し、その流れの中で影響を受け、影響を返しながら変化し続けることである」という考えが共有されました。

佐藤は、サイエンスとアートが交差するセッションにて行われた対話から生命の概念における哲学的な「循環」について議論を深め、複数の循環が重なり合う交差点に生きている状態が立ち上がると意見を述べました。

立崎は、自身のロボットづくりの経験から、単にモノを作るだけでなく、社会での使われ方や未来を含む大きな「流れ」の一部として責任を持つことの重要性を語りました。

今回のKMLx 2026では、異なる分野の研究や価値観が交差することで、新たな視点や問いが生まれる場となりました。世代や専門領域を越えた議論は、次世代研究者にとって大きな刺激となり、今後の研究や活動へとつながる貴重な機会となりました。

(文・岡部真央)