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[学会参加報告] 研究員が言語処理学会第31回年次大会で発表!

2025年3月10日~3月15日の期間に出島メッセ長崎にて開催された言語処理学会第31回年次大会にて2期生の片岩拓也さんがポスター発表を行いました。
片岩さんは現在、静岡大学の学生で一般の部での発表となります。学会に参加して発表し学んだことや学会の雰囲気などを伺いました。

発表内容発表タイトル:埋め込み表現の内在次元を測る
発表形式:ポスター発表
参加動機自分野の最大国内学会であることから、研究成果を発表し、多くの研究者との交流の機会を得ることを目的として参加した。
最も印象的だった発表・講演チュートリアル1:言語モデルの内部機序:解析と解釈
  • テーマ:Mechanistic Interpretability

会期中にお話しし、特に勉強になった方々

横井祥(国語研究所)、井之上直也(JAIST)、塚越隼(名古屋大)

新しく学んだ研究手法・理論・概念Mechanistic Interpretability周りの内容について、多くの知見を得た。特に印象的だったのは、講演で強調されていた「地盤をきちんと作り、自分が解くべき/たい問題が何かを掘り下げることの重要性」である。これは問題設定の段階での思考の深さが、その後の研究全体に与える影響の大きさを示唆するものであり、自身の研究実践に大きな示唆を与えるものであった。
学会全体について国内最大手の学会であり、多くの交流の機会に恵まれていた。研究者との繋がり構築の場として極めて価値の高い学会である。また、学会運営におけるSlackの運用技術が優れており、参加者間のコミュニケーションが円滑に行われていた点も特筆に値する。