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[学会参加報告] 研究員が日本動物学会関東支部大会・日本動物学会名古屋大会・サイエンスキャッスルジャパン2025で発表&受賞!

2期生の大塚蓮さんが日本動物学会関東支部大会・日本動物学会名古屋大会・サイエンスキャッスルジャパン2025で発表し、日本動物学会 第96回 名古屋大会では高校生ポスター賞を、サイエンスキャッスルジャパン2025ではTHK賞と優秀賞を受賞しました。

今回は大塚さんにこれらの学会に参加した感想と学んだことを伺いました。


2025年3月から9月にかけて、日本動物学会 関東支部 第77回大会(産業技術総合研究所教養講堂、茨城県つくば市、3月15日)、日本動物学会 第96回 名古屋大会 2025(ポートメッセなごや、愛知県名古屋市、9月6日)、サイエンスキャッスルジャパン2025(関西大学 千里山キャンパス、大阪府吹田市、3月22日)の3つの学会に参加した。

これらの学会で「ワニの生態を活かしたバイオミメティクスロボットの開発」というテーマで発表を行った。日本動物学会ではポスター発表、サイエンスキャッスルでは口頭発表の形式を取った。その結果、日本動物学会 第96回 名古屋大会では高校生ポスター賞を、サイエンスキャッスルジャパン2025ではTHK賞と優秀賞を受賞することができた。

学会に参加した動機は、研究や知識の共有、新たな出会いや外部からのアイデアを求めていたこと、そして期限までに目標を持って進めるためであった。実際に参加してみて、特に印象に残ったのはムカデの研究、キクラゲに棲む線虫の研究、そしてスピロプラズマがオスだけを的確に殺すという仕組みに関する発表であった。中でもムカデを研究している方とは環境による肢の負荷の違いについて話ができ、自分の研究にも活かせそうだと思った。

また、異分野から得た新たな視点として、臨機応変に対応することの重要性を学んだ。学会を通じて恐竜に詳しい方々数名とも出会うことができた。これまでの学会や活動を通して、方向の変化というより、方向が定まってきた。今後は数値化、比較を進める予定である。

学会参加で得た最大の財産は、アドバイスなどをいただけたこと、そして他の方と話すことで得た気づきやアイデアにより次にやることが明確になったことである。