【実施報告】ADvance Lab 2025年度 夏合宿 2日目(2025.8.10)

昨日より、ADvance Lab夏合宿が国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で開催されています。
今年の夏合宿のテーマは ”科学技術と人間性の未来 ~戦後80年、次世代研究者が考える責任ある革新~”です。
二日目の今日は午前中に遊就館(東京都千代田区)と帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館)(東京都新宿区)を見学し、午後は時間の許す限り研究発表を行いました。
遊就館では零戦や戦争に関する貴重な資料を観覧しました。実際に展示されている機体の中には南洋諸島などの一部の島で過去に使われていた滑走路(現在はジャングル)で解体されたまま放置されていた物を引き上げて修復したものなどがありました。
そういった機体に加え、戦死した方の銃弾で撃ち抜かれた服やヘルメットなどの展示資料は言葉では伝え切ることが困難な戦争のその悲惨さを私たちに訴えかけてきました。
帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館)では戦争が終わったのに帰りたくても帰れない、悲しさをも超えた11年にわたる捕虜生活を行なった方々の生活の痕跡や体験談及び資料が展示されていました。この記事を書いている筆者は映画”ラーゲリより愛を込めて”で描かれていた世界への解像度が増しました。また、彼らが使役として建設した建造物は現在も修復されながらも使われ続けていることを忘れることはできませんし、これを後世に伝える責任を感じました」。
戦後80年というこのタイミングを機に平和が当たり前ではないことと命の尊さを再認識しました。
午後からの研究員発表は当初予定していた時間を大幅にオーバーしながらも研究員の最近の研究成果やそれに関する質疑応答が盛んに行われ、多くの議論ができ大変良い経験になりました。参加したリバネス社員からは視野の広げ方や博士号をとった研究に関する紹介をしていただき、大変有意義な時間を過ごせました。