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[実施報告] @関東大会(12/7) アステラス製薬 × ADvance Labで次世代研究者の共創ワークショップを実施しました!

2024年12月7日、サイエンスキャッスル2024関東大会 特別企画として、日本工学院専門学校 蒲田校にて、アステラス製薬株式会社とADvance Labによる「次世代研究者の共創ワークショップ」を開催しました。

事前リリース: @関東大会(12/7) アステラス製薬 × ADvance Labで次世代研究者の共創ワークショップを開催します!

本企画は「健康」について分野や世代を超えた議論をすることで、それぞれの参加者が「健康を自分事化する」ことを目的として開催されました。ワークショップには大人世代と次世代(研究やっている・興味がある次世代)が30名以上集まり、以下の3つのステップをもとにした対話を通して考えを深めました。

STEP 1. 「健康」を考える
「あなたにとっての健康って?」という問いを中心に、健康とは何かについて考えました。個人でブレインストーミングしてから、グループで健康に対する自身の経験や価値観を共有し合うことで、他の人の意見との共通点や相違点を感じながら自分なりの健康について深めていきました。

STEP 2. 健康と興味を繋げる
研究の好きな参加者が集まっていることから、健康をそれぞれの研究・興味分野と結び付けて考えてみることで、より健康を身近なものとして自分の中に落とし込んでいきました。新たなアイディアも生まれ、実現に向けて動き出したいという声もありました。

STEP 3. 知識・アイディアの共有とコラボレーション
グループで新しいアイディアや発見を共有し合い、他の人の視点や経験を取り入れることで議論を深めました。さらに、分野や世代の違いによって生まれる考え方の違いを楽しみながら、それを活かしたアイディアのコラボレーションも生まれました。

ワークショップを通して健康が身近なキーワードであることを認識し、そこにそれぞれの持つ興味を繋げることで、社会起点ではなく、自分起点でオリジナリティ溢れる新しい研究アイディアが生まれました。参加者からは「実際の研究と結びつけて考えることで、健康というテーマがより身近に感じられた」との声が寄せられました。

また、健康の概念が生活や研究の中でどのように活かせるかを模索する中で、参加者同士の仲も深まりました。特に、最後のSTEP 3の議論が白熱してワークショップ終了後にもディスカッションを続ける参加者もいました。ADvance Labを起点に普段あまりお互いの接点の無い次世代研究者同士を繋げ、コミュニティをつくる場ともなりました。

他にも、参加者からは「世代を超えた対話が新たな視点を得るきっかけになった」「自分の研究テーマを健康に結びつけることで研究の方向性が広がった」といった感想が多く寄せられました。今回のワークショップを通じて、次世代研究者と大人世代が共に考え、未来に向けた新しい挑戦が生まれる場としての可能性を再確認することができました。


ADvance Lab とは

ADvance Labは中学生から大学生まで幅広い年齢層の研究員が在籍し、最先端の研究やワークショップ企画・開催などを行う、次世代による次世代のための研究所です。ADvance Labでは個々の次世代研究者が専門分野での知見を深め、相互に学び合い、社会に貢献するための多様な活動を行うことで、次世代研究者の研究コミュニティーの醸成を行うとともに、学術成果の発表や技術の実用化、社会活動を通じて未来社会の発展に貢献します。

詳しくはこちら: https://adlab.lne.st/


【お問い合わせ】
株式会社ADvance Lab