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【実施報告】「KMLxアカデミックセッション」にADvance Labメンバー​​3人が登壇しました!

2024年6月14日にベルサール御成門タワー4階ホールにて対面開催された【KMLx:アカデミックセッション】「生命」とはなにかを考える – Concept of Life にADvance Labものづくり部門リーダーの立崎乃衣、宇宙部門リーダーの佐藤翼、AI・数理部門の田中翔大が登壇しました。

アカデミックセッションでは、ADvance Labからメンバー3人とUT7(次世代生命概念創出研究グループ​​)から3人の先生方が「生命とは何か」をテーマに対話しました。UT7とは、「生命の概念」をつくり出すことをミッションに、生命と生活にかかわるあらゆる領域を横断しながら研究活動を行う​​東京大学の研究グループです。

登壇者が座る席の構図は、一般的なパネルディスカッションの形ではなく、まるで学校の部室のような全員が中心を向いた形がとられました。ADvance Labのメンバー3人はそれぞれ自分の研究に関連する「もの」を机の上に置いていました。宇宙部門の佐藤は密閉空間で月の模擬土壌を用いて植物を育てている人工生態系の試作品、ものづくり部門の立崎は小学生のころ自身が作成したカニ型ロボット、AI・数理部門の田中はバイオリンを机の上に置いていました。

セッションが始まる前は登壇者同士で挨拶をし、ADvance Labのメンバーは少し緊張した様子でした。しかし、緊張も束の間、セッションが始まるとメンバーは堂々とそれぞれの研究について、また各々の生命観について語り出しました。

佐藤は、自身の研究と様々な文献的考察を引用しながら、生命とは「流れ」であると説明し、それは分子のみならず人や金、思想などの流れがあるもの「全て」が生命であると議論をさらに拡張して意見を述べていました。

立崎は、自身のロボットづくりの経験からロボットにも生命に対するような愛着が湧き出てくることを説明し、「モノと生命の境目」について意見を述べていました。

田中は、バイオリンの実演を交えながらバイオリンと生命現象に共通して現れる振動の性質を紹介し、生命とは「バイオリン」であると意見を述べていました。

UT7の先生方と幾度と会話のキャッチボールが続けられ、互いに思いやりのこもった豪速球が投げられあっていたようでした。

50分のセッションはあっという間に終了し、メンバーからは「時間が足りない」との声が漏れました。

「生命とは何か」に関する議論は収束するはずもなく、UT7の先生方、Advance Labメンバー各々が持つ独特な生命観は、どれも全く異なるようで、似たような、もしかすると全員が共通のことを言っているような、でもそれぞれが新しい、そんな不思議な感覚を得ました。

KMLxではその後も「生命とは何か」を軸にして議論が繰り広げられました。ADvance Labのメンバーは分野や世代の壁を取っ払い、「生命とは何か?」について考え続けるきっかけを得ることができました。