次世代研究者たちが自ら立ち上げ、運営する「 ADvance Lab(次世代研究所)」を開設 所長・部門リーダーに10代の研究者が就任
株式会社リバネス(大阪本社:港区弁天、代表取締役 グループCEO:丸幸弘)は、年齢や進学等の環境変化によらず、次世代の研究者たちが自らの情熱にもとづいて研究活動を継続できるしくみを創るために、高校生・学部生(10代後半〜20代前半)の研究者と共に「ADvance Lab(次世代研究所)」(運営:リバネス)を立ち上げました。
本研究所は、中学1年生の頃から生分解性プラスチックの開発やバイオセンサーの開発活動に取り組み、高校生の時にリバネスの研究体験プログラムに参加した大城 彩奈さん(19歳)の発案により設立されました。大城さんは、研究や発表活動を通じて、様々なバックグラウンドを持つ同世代との交流を行う中で、中高生の研究環境の不足や、大学進学時に前期課程で一旦研究が分断される研究ギャップ、海外の同年代研究者との連携機会の不足に課題を感じており、その大城さんの思いに共感したリバネスと共に、次世代による次世代のための研究所を立ち上げるに至りました。
研究所には各研究部門を設置し、企業や大学との共同研究や、実験教室・ワークショップを通じた科学技術の発信、国際学会での発表、実用化に向けた取組み等を推進する予定です。
初代所長には大城さんが就任し、ものづくり部門のリーダーに立崎乃衣さん(19歳)、バイオ部門に大竹 海碧さん(16歳)が就任します。
なお、株式会社リバネス教育開発事業部 部長の齊藤想聖が副所長を務め、所長・部門リーダーと共に、次世代の研究に対する情熱を絶やすことなく、研究活動に打ち込める環境を構築してまいります。
<各者紹介>
所長 | |
大城 彩奈さん
(おおしろ あやな)
現所属: 関西学院大学 学部1年生 |
2004年生まれ。関西学院大学1年生。人々のQOLを向上するモノや価値の開発を目標に、中学生の頃から生分解性プラスチックの開発に取り組み、中学3年生でタイ国主催のThai Japan Student Science Fair で研究成果を発表。リバネス主催の研究プログラムに2年間参加。高校1年生で大阪大学SEEDSプログラムに選出、バイオセンサーの開発活動を行う。孫正義育英財団6期生。 |
ものづくり部門リーダー | |
立崎 乃衣さん
(たつざき のい)
現所属: 株式会社リバネス モルティング ジェネレーター |
9歳でロボット製作を始める。中1から千葉を中心に活動するロボコンチーム「SAKURA Tempesta」に所属、ロボット設計を6年間メインで担当。2022シーズンリーダーを務める。2020年、コロナ禍に医療従事者へ自作フェイスシールドを寄付するため「Face Shield Japan」を立ち上げ2200個以上を寄付。Forbes JAPAN 30 UNDER 30に2022年度最年少で選出。高校卒業後にGap Yearを取り、(株)リバネスでモルティングジェネレーターに就任。 |
副所長 | |
齊藤 想聖
(さいとう そうせい)
現所属: 株式会社リバネス 教育開発事業部 部長 |
大学では、タンパク質の品質管理機構と白血病の新規治療薬開発・作用メカニズムの解明などのトランスレーショナリサーチの研究に携わる。リバネスに入社後、墨田区町工場の全件調査(3000件)、アカデミア発のベンチャー発掘育成「TECHPLANTER」の立ち上げ、課題解決型リーダー人材育成プログラムの開発に従事。2021年9月から、リバネス教育開発事業部の部長として、科学教育から次世代研究者の発掘・育成プログラム開発に取り組む。 |
<本件に関する問合せ先>
株式会社リバネス 教育開発事業部(担当:齊藤・松原)03-5227-4198 [email protected]